2007/10/20

今夜のパト

西梅田29
阪急32
地下12
JR27
計100名
でした。

ある仲間から相談を受けた。知人の高齢の女性の野宿の仲間を入院させたいという。聞くと、足が腫れ上がっていて痛くて歩けない。糖尿病じゃあないか。けど入院したがらないという。
ひととおり話を聞いたあと、その女性を紹介された。聞いたとおりずいぶん足が腫れ上がっていて、そりゃあ心配するわ。本人も「こんな病気するのは初めて」なんて言っている。
何で入院したくないの?何か心配なの?と尋ねると、どうやら入院するなら小屋をたたんで公園を出ていかないといけない、と思い込んでいるようだ。公園事務所からそんなことを思い込まされているわけだ。巡回に来る公園事務所職員がそんなことを言っているのに違いない。
生活保護で入院するのはぼくらの権利だし、遠慮なく福祉に行ったらいい、それで小屋をたたむ必要なんてないし、公園事務所にはそんなことはさせない。体がよくなってから公園に戻りたかったら戻ったらいいし、それはできる。公園事務所にもきちんと話をして、退院後の行き先がはっきり決まるまでは小屋には手をつけさせないようにしよう。てなことを説明した。
来週、福祉の窓口にいっしょに行こう、と誘って、月曜日にもう一度来るから、入院するかどうかはその時に決めて、と言って別れました。

福祉は立ち退きのバーターじゃない!誤解を思い込まされて、医療から遠ざけられているのはこの女性だけではない!
posted by kamapat at 00:30 | パト報告