2007/11/30

今夜のパト

阪急29
JRコース12
西梅田コース26
地下コース14
計81名

でした。
posted by kamapat at 22:49 | パト報告

2007/11/23

今日の夜回り

CA340045-0001.jpg地下19名
阪急31名
JR22名
西梅田26名
計98名

寒くなって地下で休んでいる仲間が増えています。風邪を引いている仲間と出会って病院をすすめることもたびたびです。
扇町の本部では医薬品のストックが切れかかっています。特に風邪薬、それとうがい薬のカンパがあれば助かります。ご協力をお願いします。

梅田駅前第三ビル、ここのおもての「広場」が今月からフェンスが設置されて封鎖されています。そこは体を休める場所の少ない梅田で、多くの仲間が腰掛けて休んでいた場所でした。まさに「広場」と呼ぶべき場所だったのに。フェンスには「喫煙禁止」の掲示が。御堂筋の喫煙禁止条例ができたのに便乗して、仲間の憩いの場を奪い取るヤツら!
posted by kamapat at 23:07 | パト報告

2007/11/13

フランス領事館抗議行動

071112_1628~0001.jpg071112_1627~0001.jpg 昨日は朝の「なんでも相談窓口」と昼からの協同炊事(メニューはビビンバとスープ)の後に、10月3日のパリ市による銀行通り24番地における移民労働者などの190家族の強制排除と不当逮捕に抗議しに、ビジネスパークにあるフランス領事館へ釜ヶ崎から来た仲間たちと合流して行って来ました。
ご覧の通り、私たちが到着した頃には警備員と大阪府警の制服警官、公安刑事がピケットを張っており、「デモ形態はダメだ!」「旗やプラカードをしまえ!」などと喚き散らしながら、また殆ど人通りがなく自分たちが混乱を招いているにもかかわらず「通行の邪魔や!」と叫んで露骨に妨害してきました。まあ、こうした妨害は毎度のことですが、いずれにせよ、こちらは日本警察や警備会社と対話しに赴いたわけではありません。あくまでフランス政府に要望書を提出しに馳せ参じたわけですから、大変に余計なお世話です。

ビル風の吹き荒ぶ谷間でいくら待てどもフランス領事館の代表ないしは職員が一向に出て来る気配がなかったので、仲間の一人が領事館に直接電話して確認したところ、「要望書は東京の大使館へ郵送しろ」との返事で一向に埒が開きません。
かつてメキシコ大使館はわざわざ出向いて要望書を直接手渡しで受け取ったのに比してサルコジ政権下のフランスはこの様です。
「自由と正義と博愛」を掲げた民主主義と市民革命の故郷の旗が泣いてます。
posted by kamapat at 13:43 | 国際連帯

2007/11/11

弾劾声明

弾劾声明
 10月3日からDALを中心とする社会的排除に異議を突きつける運動団体の担い手である190人からなるホームレスの家族がパリの銀行通り24番地を占拠して公営住宅への即時入居を求めていた。まず何よりも私たちは彼・彼女たちのこの要求を断固として支持する。人が社会で生きていく時、身体と心を休める場所と時間は必ず必要であるとするなら彼・彼女たちの要求はまったくもって正しいと確信する。私たちははここから1mmも動きはしない。

 だが、この極めて当たり前の要求―身体と心を休める場所と時間を求めることが『要求』などと呼ぶべきことなのか!―に対してパリ警察は彼・彼女たちの家であるテントを撤去し、彼・彼女たちを路上へ叩き出した。そして身ぐるみを奪われた彼・彼女たちの叫びに対して暴力と逮捕で打ちのめすことを答えとした。私たちはパリ警察が出したその答えを認めない。ここにパリ警察の言い分など入る余地はない。身体と心を休める場所と時間への人として自然な欲望を暴力で粉砕したのだから。彼・彼女たちが人として自然な欲望を持つことは間違っているのか。それは暴力と逮捕の対象なのか。だとすればなぜ?!どのような権力を持てば他者の欲望を粉砕できるのか。そのような欲望を持つことが間違っているとして否定するのであれば彼・彼女たちに対してのその否定に対する代案を明らかにせよ!

 わたしたち、大阪の野宿者は昨年の1月30日、今年の2月5日と大阪市の暴力によって叩き出された。野宿者たちが寒空のもとに叩き出され途方にくれた。「追い出しをやめろ!」、「大阪市は話合いに応じろ!」という叫びが虚空に漂った。だが、その叫びをパリの仲間たちは抱きとめてくれたことを私たちは決して忘れないだろう。パリの仲間たちのパリ市と警察への苦悩は私たちの苦悩である。パリ市と警察にひとかけらの正当性はない。そこにあるのは徹底して糾弾し!弾劾し!粉砕し!完封なきまでに解体しつくされることだけだ!


パリ市は仲間たちを公営住宅への即時入居をさせろ!!
強制排除を許さないぞ!!
パリ市の暴力を許さんぞ!!
パクッた仲間を返せ!!



2007年11月12日
釜ヶ崎パトロールの会
大阪キタ越冬闘争実行委員会
posted by kamapat at 13:39 | 国際連帯

2007/11/10

フランスの仲間の闘いと警察の暴力的排除

 10月3日から、ダルを中心とする社会的排除に異議を申し立てる運動団体の担い手のホームレス家族190家族が、パリの銀行通り24番地の通りを占拠して、公営住宅への即時入居を求めていました。
 警察はすぐにテントを撤去し、しかしその後も家族はテントなしで文字通りの路上での寝起きをしていましたが、その家族を暴力的に警察が排除しました。抵抗して逮捕された者もいます。
 詳細は、また情報があってからお知らせしますが、とり急ぎNOVOXを中心として抗議のメッセージを、フランス政府に送ることが呼びかけられています。

 DALは、以下の要求項目への賛同署名を集めて、11月11日にデモを行うということです。
 フランス政府・パリ市への抗議をお願いします。

 以下は、11月4日(日)に東京で「『持たざる者』の国際連帯行動」の集会とデモを開催した同実行委員会による抗議文です。

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在日フランス大使館
駐日フランス大使 ジルダ・ル・リデック様

 10月3日以来、パリの銀行通り24番地(24, rue de la Banque, Paris 2eme)にホームレスの190家族110のテントを設置し、公営住宅への即時入居を求めて、路上で寝泊まりしています。これらの家族の多くは、数年、ときには十数年にわたってホテル生活や、知人宅への居候生活を送り、子どもたちもホテルや居候先から学校に通っています。落ち着いて勉強する環境にないだけではなく、料理もできなければ、シャワー・トイレも共同の生活だときいています。銀行通りのホームレスの家族の主張は、すでに空きがあるとわかっている公営住宅への入居であり、これは生きていく上で当然の権利です。今すぐに実現可能な要求であるにもかかわらず、それを受け入れるどころか、政府は警察を動員し、暴力的に銀行通りから家族を5回にわたって排除し、ケガ人を出すという対応をとりました。
 私たちは、日本のホームレスやフリーターの人々が置かれている不安定な社会状況を強化する政策に反対し、これら「持たざる者」と連帯する市民団体、社会運動団体、個人のネットワークNOVOXです。銀行通りのホームレス家族は、テントも毛布も警察に撤去され、体を横にすることもままならず、凍える路上で夜を徹して立ちっぱなしで、要求が通るまでは立ち去らないと決意していると知りました。その数は320人をこえるときいています。私たちは闘うホームレス家族と連帯するとともに、フランス政府の暴力的で人権を無視した対応に強く抗議します。

銀行通りのホームレス家族の要求は以下のとおりです。
1.劣悪な居住環境にあるすべての者に適切な再入居先を保障すること。
2.命の危険があるホームレス10万人に即時、HLM(低家賃公営住宅)を割り当てる。HLMの割り当ての手続きを公正に行うこと。HLMが不足しているというのならば、民間賃貸住宅に入居させ、HLMとの差額を公的に負担するプログラムを実施すること。
3.100万戸のHLMをすぐに建設すること。
4.住宅への権利法(DALO=Droit au Logement Opposable)を改正し、実際に適用可能な法律にすること。それにともなう公的予算を確保すること。

 日本の市民社会においても、銀行通りへの支援の声が高まっており、日本の市民社会からのフランスのホームレスの皆さんへの連帯の意志を伝えるとともに、フランス政府がこれらホームレスの人々の要求に真摯に耳を傾けて、実現に移すことを要求します。

「持たざる者」の国際連帯行動実行委員会

(以上、抗議文)

 下記に銀行通りの占拠と排除の動画がアップされています。

http://revver.com/watch/428937/10102007-evacuation-rue-de-la-banque-1/

http://revver.com/watch/432078/paris-16h30-evacuation-et-interpellations-rue-de-la-banque-75002/

http://revver.com/watch/465019/paris-1-nov-2007-6eme-evacuation-rue-de-la-banque/

http://revver.com/watch/456831/paris-mal-loges-nuit-de-la-solidarite-rue-de-la-banque-75002/

http://revver.com/watch/429178/10102007-evacuation-rue-de-la-banque-2eme-partie/

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posted by kamapat at 11:14 | 国際連帯

第 3 回生活扶助基準に関する検討会資料

下記URLの神戸の冬を支える会のページに、「生活扶助基準に関する検討会」(第3回、11月8日)の資料をアップしてくれています。
http://www.kobe-fuyu.sakura.ne.jp/seiho-fujokijunn-kentoukai.htm

検討会は次回が11月20日(火)で、論議はこれで打ち切り、結論を出した上で12月中に策定される来年度予算案に反映される段取りのようです。
posted by kamapat at 11:13 | お知らせ

2007/11/09

中之島排除を受けて

071108_1428~0001.jpg昨日、また中之島の様子を見に行きました。フェンスで封鎖されたエリアに小屋を構えていた労働者のひとりが、公園内でボンボンベッドで休んでいます。リヤカーに家財道具を全部積んで。
体調は「どうもない」とのことですが。
posted by kamapat at 21:34 | 反排除

2007/11/07

「持たざる者」の国際連帯集会

071104_1441~0001.jpg071104_1728~0001.jpg 11月4日は東京の代々木八幡区民会館にて、「持たざる者」の国際連帯集会とデモがあり、釜パトからも代表を一名派遣して集会で発言をしました。
集会では2月5日の長居公園テント村行政代執行や3月の釜ヶ崎の仲間たちに対する住民票削除の強行などをはじめとする、大阪關市政による異常な弱い者いじめの暴挙の暴露、そして8月の世界陸上大会開催に際しての道路・車両運送法違反云々を口実とした天皇来阪に伴うN君逮捕といった大阪府警本部警備部公安三課による破廉恥きわまりない弾圧ぶりの報告とアピールをしてきました。また発言直後、山谷や渋谷の仲間から、「大阪市のやってることは許せない、絶対におかしい!」と感想と怒りの弾劾の声をいただきました。


画像は集会で10月3日にパリで強行された24番銀行通りにおける移民労働者など190家族の強制排除の様子を報告する稲葉菜々子さん(茨城大学准教員)と集会後のデモ行進(宮下公園まで)です。
posted by kamapat at 20:32 | 国際連帯

11月2日のパト報告

阪急 34
JR 20
地下街 7
福島 28

計 89名

この日は雨天のためか、普段よりも少なかったです。
これから本格的に寒くなる時季、恐らく、常時100名余りの仲間たちが各コースに就寝するようになると思われます。
ひとりでも多くの仲間に、声をかけていきたい。
posted by kamapat at 17:39 | パト報告

2007/11/01

監視行動報告

071101_1101~0001.jpg中之島公園のバラ園から東の封鎖作業が終わりました。
小屋を持っていた仲間は全員「自主退去」。何人かたびたび様子を見に来てて、監視しているぼくらとも挨拶を交わしました。
写真は高速下のフェンス設置作業。

数名は別の場所に小屋やテントを建てて引っ越しましたが、少なくとも1人は、荷物全てをリヤカーと台車に乗せて、街をさまようことになりました。
彼は今日も最後までフェンス脇に立って、知り合いの仲間と話しながら、中をぼんやり眺めていました。

小屋を持たないで高速の下に寝ている仲間が一人いて、寝床でがんばっていましたが、公園事務所やぼくらもなかなか話ができなくて難儀しましたが、最終的に、やってきた巡回相談員の「説得」を受けて救急車で入院しました。今後、差し入れや面会をしていくつもりです。
周辺の小屋の仲間ともあまりコミュニケーションを取らず、メシは自分でなんとか調達していました。畳の上にあがるならいいんですが、野宿に戻るならエサ場をよく知っているこの辺りじゃないと無理、とは近所の仲間の言。
今朝、公園事務所は「(フェンスの)外に移動してもらえば後は他のひとが見てくれるやろ」と言ってました。(封鎖エリア内には元々露宿の仲間が3人いて、彼らはフェンス外の別の場所に移動した。「他のひと」とはその彼らのこと。)「ブルーシートでもかけて」とも。抗議して救急車と巡回相談員を呼ぶことを約束させましたが、ぼくらが監視に来てなかったら、抱えあげてポイしてたんじゃないか!余所の排除でも同様にやってるんじゃないか!
posted by kamapat at 21:19 | 反排除

封鎖の様子

DCF_0050.JPG封鎖の様子です。
posted by kamapat at 11:59 | 反排除

監視行動報告

監視行動中。
わたしは封鎖されるのは中之島ぜんぶだと勘違いしていたのですが、いちばん東側のバラ園より先の、剣先公園っていう一帯だけらしい。ほぼ封鎖は終わっています。
小屋が2軒残ってたけど、住人は全員出て行ったらしいです。
のですが、小屋を持たないで高速の下に寝ている仲間が一人います。きのうも公園職員に出て行くと言ってたらしいのですが、今日も居て、寝たままでコミュニケーションがとりにくい。体調も悪そうなのでいったん救急車を呼んだのですが、本人は行きたいと言わない。で、救急車は帰っていきました。
が、そのまま放置するわけにもいかないのは、公園職員にも分かりきっていて…
手渡したスポーツドリンクは少し飲んでくれましたが、お菓子やパンなどは食べてはくれませんでした。
いまは巡回相談員を呼んだので、それを待ってるところです。
posted by kamapat at 11:49 | 反排除
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