中之島公園の仲間が今日を期限に排除された。常時7名が暮らしていたほか、流しの仲間がベンチで体を休める貴重な場所だった。難波橋から東のバラ園以東〜阪神高速下のエリア。
ひとりはアパート確保、ふたりは近所の公園になんとか小屋を建てて引っ越し、4人は周辺の路上で野宿。「人間はどうにでもなるけど荷物(の置き場)が(困る)な」
写真は運び出す荷造りをする仲間。家財道具と家族同然の犬を詰め込んだリヤカー。
11月1日づけで封鎖された高速より東の剣先公園周辺エリアも含めると、約40人の仲間が追い出された。
日常的に進行しているこの事実上の強制排除こそが、ホームレス特措法体制の正体だ。
京阪延線による新駅建設に伴う公園整備工事のためだが、中之島周辺の総合的な観光化プロジェクトが背景にあります。
こんなふざけたイベントも。
(以下)
大阪・中之島でビーチバレーの国際大会 今年5月に開催
2008年01月08日
大阪のビジネス街・中之島に、海辺の興奮がやってくる――。ビーチバレーのワールドツアー日本大会が、5月21〜25日に大阪市北区の中之島公園上流部で開催されることが8日、発表された。大会関係者は「水都・大阪を世界にアピールする絶好の機会」と意気込んでいる。
仮設ビーチに敷きつめる砂は、淀川の浚渫(しゅんせつ)工事で出た土砂をふるいにかけ、国際大会の基準に適合する品質を確保する。すでに見本の砂は、カナダの研究所での審査をクリアしたという。主催者によると、コート5面を設営するため、2トントラックで約300回の運搬を繰り返して砂を運ぶことになる。メーンスタンドには3千人の観客席が設けられる予定だ。
この大会は、国内で今年開催される唯一の国際バレーボール連盟主催大会。8月の北京五輪の予選も兼ねている。主催者によると、日本の市街地でビーチバレーの国際国際大会公式戦が実施されるのは初めてという。
記者会見に出席したシドニー五輪4位の佐伯美香選手(36)は「背広姿の人が通う場所でビーチバレーをするのは楽しみ」。浅尾美和選手(21)は「北京への出場の可能性が広がるよう、大阪で頑張りたい。こんな都会プレーできるのはうれしい」と話した。