2008/04/26

京都でインディーズ・メーデー

4月29日(火)にユニオンぼちぼちと「反戦生活」とで京都で独自メーデーを行います。
「もうこれ以上使い捨てやピンはねをさせるか」と自分たちの権利を訴えます。ぜひ参加してください。
準備や呼びかけの過程で「「ピンはねやノルマのしんどさ」に対して権利を主張したいだけでなく、路上解放や社会に対して何らかの表現をしたいという要求がかなり存在しているなあと実感しています」とのこと。
また、27日日曜日、13時から、メーデーに持っていくものを作成する作業を京都大学文学部東館の中庭でやるそうです。作業をしながら、メーデーに加えたい内容とかももっと話したいなあということです。こちらもぜひ皆さん参加してください。

このメーデーは全国独立系「ゴールデンメーデーウィーク」に連動しています。http://freeter-union.org/mayday/p8.html


<転送転載歓迎です>

★恩恵としての祝日よりも、権利としての有休を!

 4月29日、メーデーやります。
  13:30から 三条大橋下、鴨川河川敷でお茶会(お茶を飲みながら話したり叫んだり)
  16:00から デモ出発

【呼びかけ】

★天皇の恩恵(オンケー)なんていらないぞっ!

4月29日は昭和天皇の誕生日。昭和天皇ヒロヒトが数々の戦争責任をとらないまま死んだあとでも、この日は「みどりの日」と名を変え「国民の祝日」として残りつづけた。

そして昨年「みどりの日」は「昭和の日」となり、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」日と法律に定められた。自分のことを「神」と呼び、数え切れない人々の生命と生活を破壊していった戦争の最高責任者ヒロヒトの誕生日に「昭和」という時代を象徴させることは、そのような無数の「死者」たちへの冒涜に他ならないのではないだろうか?

★休みは休みやん?いちいち考えすぎやし、うちらカンケーないし

 そうだ、休みを休みとして楽しめたらどんなにいいだろう。


しかしこの日、街のいたるところに「日の丸」が掲げられ、わたしたちはその街の中で「祝日」を祝わされている。

それに、
 恩恵としての祝日は、休みになっても給料が出ない
 権利としての有休は、休んでいても給料が出る

祝日はムリヤリ休まされる「失業の日」っていう人だっている。

 そんな恩恵、祝えねーよ。
 それよりも、給料をもらいながら休める方がよくない?

有給休暇は、特別な職種の人だけにある特権ではない。正社員でも、非常勤でも、アルバイトでも、すべての労働者に認められた権利だ。
日本の有休消化率はたったの50%以下。しかもこの数字は正社員だけの割合だから、アルバイト労働者まで含めたら、実際はもっと少ないはずだ。

★A=あえて、K=空気、Y=読まない

「有休なんてぜってぇムリ」 「サービス残業、アタリマエ」

景気がよくなったと言う人もいるけれど、過労死・過労自殺は減りそうもないし、労働・生活条件はシンドクなるばかり。

そのうえ、自分たちの権利を主張できない。
理不尽なことを「アタリマエ」と思わされ、KY扱いされるのが怖くて、権利を権利として主張することができない。

そんな日々のイライラに押しつぶされてしまう前に。。

AKYで街に出よう
AKYで日々の生活を語り
AKYでデモしよう、日の丸はためく大通りを

 主催:反戦と生活のための表現解放行動★ユニオンぼちぼち
 連絡先:botiboti@rootless.org
 ブログ:http://d.hatena.ne.jp/posada/
     http://blog.kansai.com/unionbotiboti

*「ユニオンぼちぼちの紹介」
 ユニオンぼちぼちは、1人でも、だれでも入れる労働組合(ユニオン)です。
 「ぼちぼち」は正社員じゃなくても、フリーターでも、パートでも、今はたらいてなくても入ることができます(組合費は収入に応じて月500円からです)。また、20代から30代の人が多いです。
 「ぼちぼち」では、「いきなりクビにされた」、「残業代が払われない」、「長時間労働でしんどい」、「有給休暇が取れない」などなど、はたらいていて「どうにかならへんかなぁ」と思うことを、お互いにサポートしあいながら解決していっています。
 また、毎週土曜日(13:00〜18:00)に電話相談をしています。【電話・ファックス番号 075−681−6904】
 メールでの相談もOKです。【botiboti@rootless.org】
 相談にお金はかかりません。また、ささいなことでもかまいません。もちろん秘密は厳守いたします。
posted by kamapat at 11:39 | お知らせ

今夜のパトロール報告

阪急コース45
JRコース14
地下コース20
福島コース17
合計96

81歳の露宿する女性が脚を痛めていたので、急遽、扇町公園の本部テントに泊まって貰いました。
明日の朝に段取りして福祉行動に取り組む予定です。
posted by kamapat at 01:30 | パト報告

2008/04/18

今夜のパト

阪急38
地下16
JR19
西梅田22

計95名

70歳の労働者と出会いました。生活保護でアパート入居を希望しています。
もうひとりも、70歳の仲間。会うたびに腰が痛くて医者にかかりたいと言うんだけど、なかなかもひとつ行く気にならない。ガマンしてるうちに忘れてしまうのかなあ。
posted by kamapat at 22:52 | パト報告

2008/04/11

今夜のパト

080411_2319~0001.jpg阪急42コース
JR13コース
地下20コース
西梅田16コース

計91名

トクソウに登録したい仲間あり。身分証がないので、住民票などを取り寄せる必要。
今年度の登録日は残すところ15、22、24日。まだまだ間に合う。どんどん登録を呼びかけていきます。

比較的若い女性の仲間。先週から引き続きで、保護施設の内容や弁護士相談の段取りについて相談あり。
posted by kamapat at 23:20 | 活動日誌

2008/04/06

4日の金曜パト

080321_2158~0001.jpg阪急 40
JR 13
地下 28
福島 24
合計 105

寒くて厳しい冬が終わり、漸く暖かくなってきましたが、季節の変動で体調不良を訴える仲間、また怪我をしている仲間も沢山います。
まだまだ、油断は出来ません。

添付写真は西梅田公園にて。
posted by kamapat at 11:33 | パト報告

2008/04/01

月曜の福祉・生活相談

毎週月曜日に「福祉・生活相談」として仲間の相談を聞いて対応しています。
入院したい・居宅保護を受けたい・通院したい・自立支援センターに入りたい・借金を解決したい・失業給付を受け取りたい・トクソウに登録したい・薬がほしい・住民票や戸籍が必要・荷物を預かってほしいなど、多岐にわたる相談を受けています。

3月31日、9時前に扇町に行くと、すでに労働者Aさんが待ちかまえていました。
「できれば入院したい」という。みると、左足が腫れ上がって激しく化膿して、強いにおいを発している。歩くのも困難で、かなりひどい状態。這うようにして扇町に来たそうです。トイレに行くことも苦しいから、水を摂ることも控えていたそうです。
すぐに福祉事務所に同行し、生活保護の申請をして入院しました。

Aさんは、10日ほど前まで近郊の建設会社の寮に入っていました。10数年間、この同じ会社で働き続けていました。怪我をしたのは半年ほど前。仕事の現場で何かを踏んだようです。ひどくなったのは最近でした。Aさんによれば、指の骨折とか怪我をしても、ほとんど会社には内緒にするという。仕事を干されるからだ。Aさんも黙って我慢していた。トラックの運転をしていたが、痛くてクラッチを踏めないような状態にまでなった。化膿しだしても会社は「足を洗っとけ」と言うだけだった。以前にも現場で怪我をしたことがあったが、倉庫作業での怪我ということにした。労災が発覚することを会社がおそれたからだ。10日ほど前、ついに我慢が限界に達して、上司とケンカして着の身着のままで寮を飛び出した。ポケットに数千円あるだけだった。
Aさんは労災の申請をすることも、未払い賃金の支払いを請求することも、今のところためらっている。会社の暴力的な報復をおそれるからだ。

Aさんの怪我はどうなるかわかりませんが、最悪、足を切り落とさないといけないことになってしまったかもしれない。
飯場ではこんな実態が当たり前のようにまかり通っている。
人の命とはなんて軽いものなんだ!と愕然とさせられる。
posted by kamapat at 17:53 | 活動日誌