2008/05/30

今夜のパト

JR16
阪急43
西梅田22
地下13
計94名

23歳の板前。リストラにあった。会社の寮を出され、その上職場の先輩にだまされて金を取られ、一銭もないという。野宿になって4日目。むー。
10年選手の労働者、69歳。営利福祉の業者に本籍やら年金番号やらを全部聞かれて不安になっている。
posted by kamapat at 22:59 | パト報告

2008/05/25

大輪まつりがJanJanに!

大輪まつりについて、インターネット新聞JanJanに記事が掲載されています。

G8洞爺湖サミットに対抗しP8宣言 大阪に全国独立系メーデーが一堂に
http://www.news.janjan.jp/area/0805/0805187351/1.php

07年2月にテント村の撤去事件が起きた大阪市の長居公園で、5月17日から2日間の日程で大輪まつりが行われました。今回はG8を茶化す意味も込めて、P8=「貧困者の末端会議」と題して、名古屋のEsaman記者など全国のインディーズ系メーデーの主催者らが一堂に会する会議も行われ、・・・
posted by kamapat at 00:00 | 長居公園大輪まつり

2008/05/24

昨夜のパト

CA340042-0001.jpg














080115_1109~0001.jpg














阪急35
JR20
地下12
西梅田19
計86名

JRコース、アルミ缶労働者が荷物を置いているのだが、大阪市に荷物の移動を求められているという。移動先も何もないし、通行の邪魔にもまるでなってない場所だし、その労働者はずっとがんばっているが、大阪市は「法的手段を取る」と宣言したという。労働者は「やるならやれ!」と受けてたつ。もちろんその場合は釜パトもいっしょに闘う。動きがあればまた伝えます。

ところで、現在中之島ではビーチバレーの国際大会が開催されていますが、ここは昨年の10月から正月にかけて、40名の野宿・小屋がけの仲間が強制的に排除されたその場だ。排除された労働者は桜宮や扇町、天満の公園などでいまも何人も野宿している。
(写真は昨年10月の中之島公園の様子。対岸にはテント群があるが、中之島からこちらに引っ越した仲間もいる。2枚目の写真は今年正月に付近に引っ越した仲間の小屋。移転にあたって釜パト・キタ越冬実も資材を提供するなど支援した。)
背景には中之島一帯の観光地化計画があり、さらなる排除につながりかねない。釜パトでは周辺のパトロールを重ねて、警戒を強めています。注目とご支援を!
posted by kamapat at 13:27 | パト報告

2008/05/09

長居公園大輪まつり

【以下、転載歓迎!】

 釜ヶ崎パトロールの会です。

 2007年2月5日に強制排除された長居公園のテント村。ここを拠点に、「長居公園仲間の会」とテント村で暮らす野宿の仲間が中心になって毎年開催してきたのが「大輪まつり」です。地域社会に野宿の問題について訴えながら、若い労働者らとの出会いと交流の機会となり、協働作業で作り上げてきたまつりです。
 年々広がる大きな輪をつくり出してきた大輪まつり。今年も5月17〜18日に長居のテント村で出会った仲間のつながりを基盤に、若者たちが中心になって、長居公園で開催します。

 長居の野宿労働者のテント村を中心にできあがったつながりは継続し、広がり、今年は全国独立系「ゴールデンメーデーウィーク」(インディーズ系メーデー)の仲間たちも集結する予定です。G8サミットに対抗する(?)【P8(貧困者末端会議)】も同時に開催されます(18日13:00〜)。http://freeter-union.org/mayday/
 若者の労働運動と野宿者の運動がつながることは、見えなくさせられてきた実態を社会運動が取り上げつづけ、世論を変えてきたことの一つの成果です。

 貧困と孤立を強いる新自由主義への抵抗線となってきたテント村は、「貧困問題」の高まりのなかで強制排除という究極の「隠蔽と分断」によって「見えなく」させられました。ですがあの場で、またあの場ををきっかけとして出会った私たちの、広がり続ける大きな輪の運動は終わりません。テント村が作ってきた豊かさを追い求め、多様で不格好な声をさらにより集め、新たに豊かな自由と自律の空間を作り出していきます。野宿労働者と若い労働者の協同を軸にしたこの営みは、新自由主義との対峙線を新たに作り出していくでしょう。

 ぜひ足をお運びください。

(長居公園テント村や大輪まつりについては以下のサイトから)
釜ヶ崎パトロールの会http://kamapat.seesaa.net/
長居公園仲間の会http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/8932/
長居公園行政代執行に対する研究者声明http://rootless.org/nagai/index.php
明るいビンボー☆行動http://binbomayday.hp.infoseek.co.jp/


★第5回長居公園大輪まつり 「ちゃぶ台とか、どうよ?!」
 5月17日(土) 12:00〜18:00
 18日(日) 10:00〜16:00
 場所:長居公園自由広場(長居公園南西角近く。テント村のあった向かいの広場)
 アクセス:地下鉄御堂筋線長居駅3番出口すぐ

 ちゃぶ台トーク/P8/ダンボールハウスづくりワークショップ/アルミ缶買い取り所/労働相談/健康相談+歯科診療/散髪/みんなで作ろうカレーライス/青空カラオケ/ファッションショー/ソフトボール/アルミ缶とダンボールの運動会/ライブ/模擬店/ほか、だらだらと

 連絡先:長居公園仲間の会 090-1953-0886(中桐)nagaipark_tentvilla(at)yahoo.co.jp

※ビラはコチラ(約2M)
 http://qqqqlove.net/bira/080423_dairin_bira.pdf

続きを読む
posted by kamapat at 18:47 | 長居公園大輪まつり

長居公園での若い労働者のみなさんへ

 釜ヶ崎のIさんからテント村に速達でこの便りが届けられたのは、2007年2月5日の強制排除の二日前のことでした。伊東さんは、その前年の9月27日に、大阪府警によって4人の仲間とともに不当逮捕されており、大阪拘置所に在監中でした。長居公園テント村の強制排除と、その後の釜ヶ崎・野宿労働者の住民票強制削除を強行するための、意図的な運動つぶしの弾圧を受けてのものでした。
 このとき、テント村には若者を中心に多くの仲間が支援に、また強制排除を自らの課題として、この抵抗闘争を自らの闘いの糧とすべく集っていました。数日後に迫った執行を前に、いやおうなく緊張感が高まっていました。
 この便りは「長居公園での若い労働者のみなさん」宛となっていますが、彼らを通じ、全ての若い労働者に向けられた檄文ととらえています。強く心を奮わせられました。また、獄中にあるIさんの、希望をとらえ続けるまなざしと、闘いの戦列にともにあろうとする思いに胸を撃たれました。Iさんは大輪まつりの今日も、高齢者特別就労組合の一員としてこの場を共にしています。
 野宿労働者と若い労働者の共同のひとつの闘いは、いまだもって分散的で、明確な社会的な勢力として力を行使するには至っていませんが、伊東さんのこのメッセージは私たちにとっての大きな指針となるものだと考えています。
 大輪まつりの機会に改めてみなさんに伝えます。多くの人に、とりわけ若い労働者に届けと願います。(長居公園仲間の会)

(以下)
next
posted by kamapat at 10:00 | 長居公園大輪まつり

2008/05/04

衣類カンパ募る!

080504_1401~0001.jpg今日は月に二回の仲間の日。毎月1、3日曜日に扇町公園で寄り合いと炊き出し集会をもっています。今日も炊き出しの後に衣類分配をしましたが、80人で分けるにはやはり春夏物の衣類がまるで足りていません。冬物や毛布はおかげさまでたくさんあるのですが。下着やタオル類も必要です。今日くらい暑いと、シャツを替えないと熱中症になってしまいます。
ご協力をお願いします。
posted by kamapat at 14:06 | お知らせ

2008/05/02

今夜のパト

阪急42
西梅田22
JR13
地下9

計 86名

某公園で。所在なさげにイスに腰掛けている人がいました。40〜50代の比較的若いひと。荷物とか身なり佇まいからはたぶん野宿だろうなと思うんだが、声をかけても「大丈夫、大丈夫」と返すだけです。まあ、元気そうではある。
こうした場合、初対面でどこまで話を聞いていいものか迷うこともよくある。炊き出し集会とかに顔を出してくれたら相談なり何なりに結びつけやすいんですが。
若いひとも含めてパトで出会ってるのに出会い損ねてることは少なくないように思う。先週の81歳の女性にしても、私は見落としていて、同行してたひとが気づかなかったら対応できなかった。まだまだだな、と反省しきり。
posted by kamapat at 22:47 | パト報告

2008/05/01

財政再建と NPO ・市民〜大阪府の事例を中心に

こんなんあります。橋下をなんとかヘコましてやろうとお考えの方、シンポジウムに行かれて参考にされてはどうでしょう。
(以下)
皆様

 お元気でしょうか。
 さて、私ども大阪市立大学大学院都市共生社会研究分野では、私どもの分野の関係者にも大きな影響を与えることが必至な、橋下知事の財政再建案(PT案)の問題についてNPOとの関連でシンポジウムを以下のように開催します。ご参加またはお知り合いの方々などにご紹介、いただけると幸いです。

柏木

大阪市立大学大学院創造都市研究科
都市共生社会研究分野 主催

シンポジウム
財政再建とNPO・市民
大阪府の事例を中心に

 全国の自治体の多くが財政難に陥る中で、財政再建の必要性が声高に叫ばれています。大阪府も今年4月、「聖域なくゼロベース」を掲げた「財政再建プロジェクト案」を発表しました。同案は、府が独自に実施している教育、福祉、医療、人権などの市民生活に直結する予算の削減や市民にさまざまなサービスを提供している公の施設の統廃合なども盛り込んでいます。NPOをはじめとした市民団体の多くは、こうした市民生活に関係する問題に取り組んでおり、府の案は、団体だけでなく、団体の事業の利用者である「社会的弱者」を中心にした市民にも、大きな影響を与えていかざるをえません。一方、将来の世代に問題を先送りにしないためには、財政再建が必要です。NPOなどの市民団体は、このジレンマをどのように捉え、対応していくべきなのか。このような問題意識に立ち、府の財政再建案を踏まえたうえで、NPOなどの市民団体、そして市民、社会に与える影響や問題を検討し、財政再建のあり方だけでなく、NPOや市民が府の財政再建案にどのように対応していけばよいのか考えるために、以下のようにシンポジウムを企画しました。ぜひ
、ご参加ください。

★ 日時 2008年5月10日(土)午後2〜5時
★ 会場  大阪市立大学文化交流センター・ホール
   大阪駅前第2ビル6階(JR東西線 北新地駅真上)
★ 基調報告 柏木 宏 (大阪市立大学大学院教授)
★ 事例報告 藤本伸樹 (アジア・太平洋人権情報センター研究員)
      越堂静子 (すきやねんドーンセンター世話人)
         安孫子浩子(NPO法人 Chacha-House前代表理事)、他
★ 参加  無料 (どなたでもご自由に参加いただけます。予約は不要です)

問合せ先
E-mail: info(at)co-existing.com、またはTel: 080-6107-9099まで。できるだけ、
電子メールでお願いします。
posted by kamapat at 17:57 | お知らせ

座談会・みんなが働く場から考える

「生きづらさと労働の問題」について語り合う座談会を開催します。お越しください。
この集まりは、昨年暮れに生活保護の切り下げに反対ってことでさまざまな垣根を越えて集まったぼくらが、そのつながりを深め広げて行く事をひとつ目指しながらやっています。
発題者の一人、田中さんは、いま扇町公園のムラで暮らす仲間です。
(以下)
★この生きづらさって何? みんなが働く場から考える★
主催:生活保護切下げ反対実行委員会
日時:2008年5月10日 13:30〜16:30

「働く」ことが、なぜいま、これほど苦しいのでしょうか。
いくら働いても満足な収入が得られない「ワーキングプア」、都合よく使い捨てられる「フリーター」、限界以上に働かせられる「超残業正社員」、働く場は誰にとっても、どこを見ても「働きづらさ」で満ちているようです。
日本は「史上最長」の好景気なのに、なぜ働く側の人間はこんなにしんどいのか。
こんなことでは、近いうち、多くの人が働くことを拒否してしまうのではないでしょうか。実際、「社会で働くことに意味を感じられない」と言う人は増え続けています。文部省が1992年に「不登校はどの子にも起こりうる」と認めましたが、厚生労働省も近いうち「労働の拒否は誰にも起こりうる」と宣言してしまうのではないでしょうか。
しかし、それでは、働かないでもいい社会は実現できるのか。それとも、何か今とは「別の働き方」はありえるのか。
わたしたちは、「生活扶助の切り下げに反対する緊急集会・大阪」(2007年11月29日)に集まったメンバー(の一部)です。自分の尊厳を維持できる生活を守るため、何ができるのかと集会からも集まって考えてきました。
労働の問題は、生存の問題と強く結びついています。わたしたちは、いろんな労働の場で働く人たちの話を聞き、そこから労働と生について考えていきたいと思っています。
今回の開催場所は、「日本の不安定就労と貧困の中心地」である釜ヶ崎です。みなさん、「生きづらさと労働の問題」について考えるため、集まって話してみませんか。

発題者(予定)
釜ヶ崎と日雇労働について(生田武志)
元正社員の立場から(田中保盛)
女性パートについて(赤羽佳世子)
日雇い派遣について(阪口エキン)

☆託児、筆談の必要な方は事前にご相談ください。
safetynet_osaka @ yahoo.co.jp
場所:ふるさとの家の1階(大阪府大阪市西成区萩之茶屋3-1-10)
(JR大阪環状線「新今宮」駅から一つ南の道路にあるローソンと「作業服 マルキュー」の間の道を南へ徒歩5分・左側の消防署の隣)
当日連絡先:090−8795−9799(野宿者ネットワーク)
posted by kamapat at 16:18 | お知らせ
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