仲間の日の炊き出し集会の後、中之島周辺での広域のパトロールにあたりました。出会った人数は以下の通りです。
土佐堀川(御堂筋より西)24
堂島川(御堂筋より西)7
御堂筋より東の中之島周辺(桜ノ宮〜御堂筋)74
桜ノ宮〜源八橋西岸10
桜ノ宮〜川崎橋東岸21
初めて会う仲間が多く、やはり生活保護のことを全く知らない仲間が多い。
・歯の治療をしたい。スポット派遣で働く29歳の労働者と母親の2人で暮らす親子。生活保護の申請をしたい。
・自立支援センターに3ヶ月いたが、仕事が見つからなかった。50代の労働者。退所時に福祉の話はなかった。
・夫婦で野宿している2人。30代と20代のカップル。2人とも、片目が見えなかったり、糖尿病やてんかんの持病があったり。福祉に行ったことはあるが、通院はできないとか、入院時に日用品費をもらえなかったとか、巡回相談員の説明と全然違うとか、水際作戦的に施設入所を迫られたりとかで不信感が強い。
・26歳の野宿歴1年の若者も。
・40代、刑務所出所後に野宿。出る際に福祉施設や居宅保護の説明はなかった。拘置所で胃ガンが見つかり、全摘出している。食べても吐いてばっかり。
・サミット会場(国際会議場)近くの土佐堀川沿いでは、対策警備か単なる排除か何か知らないが、遊歩道のベンチやらちょっとした隙間やらをことごとくフェンスで封鎖している(写真)。
なんか、ますます厳しくなってるなあと感じます。福祉のアミからもれた、複雑な厳しいケースの人が目立つ気もするし、仕事が少ない季節ということもあるかもしれませんが、梅田の夜パトも含めて20〜30代の比較的若い人が急に増えたような気もします。明日午前の扇町での生活相談は忙しそうだ。応援歓迎します。