2009/06/13

座談会 子どもの貧困と『反貧困』の学習

連続座談会第5弾
子どもの貧困と『反貧困』の学習

日時:7月18日(土)午後2〜4時
場所:ふるさとの家
講師:肥下彰男さん 大阪府立西成高校教員

「子どもの貧困」が社会問題とされている。しかし、母子家庭の貧困がそうであるように、「子どもの貧困」は最近始まったものではなく、すでに長い間社会から放置されてきた問題だった。
「子どもの貧困」が日本で最も集中する地域の一つが、釜ヶ崎のある西成区だろう。「就学援助」支給率を見ると、2007年度は全国の平均が13・7%(10年で2倍以上増)。都道府県の1位は大阪府24・7%で、2002年から6年続けて支給率1位。そして大阪市は33.8%、西成区は50.4%になる。(「日本一の就学援助」と話題になった東京都足立区は42%)
 西成区のある市立中学校は7割弱が就学援助を受け、2割弱が生活保護を受けている。地区の市立小学校では、最近の1年生の家庭は「援護なし」が10%を切った。これらの学校では、母子・父子の「ひとり親家庭」の比率が4割程度になる。
貧困家庭の生徒が多く進学する大阪府立西成高校では、「反貧困学習」に取り組んでいる。西成高校は、開校以来、部落解放・在日韓国・朝鮮人解放・女性解放・障害者解放を4本柱として反差別・解放教育を実践してきたが、近年、学校のミッションを「格差の連鎖を断つ『チカラのある学校』」とし、これまで実践してきた教育を「反貧困」という軸で内容を組み直し、新たな取り組みを作り上げてきた。
内容として、(1)ダッカのストリートチルドレン(2)ワーキングプアについて(3)シングルマザーについて(4)パワーグラフについて(5)西成学習(西成差別について・西成のことを知ろう・西成高校ができた理由)(6)日雇い派遣について(7)知らないと損する労働基準法!など。この一環として、野宿者問題についても学習している。貧困問題を正面にしないと、西成高校では人権教育はできないという発想にたったもはや、学校でも「貧困問題を正面からとらえないと人権教育もできない」という状況が迫っている。この反貧困学習に取り組んでいる肥下さんに、西成区での子どもの貧困と反貧困の学習についてお聞きする。

★託児・筆談の必要な方は事前にご相談ください。safetynet_osaka@yohoo.co.jp

★ふるさとの家への行き方
JR大阪環状線新今宮駅東改札を出て右折→交差点を南(作業着量販店側)に渡って右折→東向きに歩いて線路を横切る→ローソンの前の道(銀座通り)を左折→右手に西成警察を見ながら南下→左手に消防署→そのすぐ南の建物  

当日連絡先:090−8795−9499(野宿者ネットワーク)
主催:生活保護切り下げに反対する実行委員会
posted by kamapat at 00:17 | お知らせ

12日の梅田パト

・阪急コース59名
・JR大阪駅周辺コース20名
・梅田地下街コース18名
・西梅田コース12名
・計109名でした。

阪急イングス前に新しい顔ぶれが何名か。
じわじわと大阪市内も露宿している仲間が増えているのは確かです。
posted by kamapat at 00:04 | パト報告
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