要するに、自分たちの仕事の効率化と合理化のため、役所の都合に合わせることを強要しているに過ぎません。こんなことが「慣例」としてまかり通ってしまえば、当たり前の権利である生活保護申請を野宿する仲間が一人で行ったところで受付しないと述べているのと同じです。
今朝は窓口が開く9時に、失業と野宿を考える実行委員会(釜ヶ崎医療連絡会議、高齢者特別就労組合(準)、大阪城公園よろず相談所ほか)の皆さんと一緒に、北区福祉課へ質問と要求の申し入れを行いました。
結果、北区役所福祉課は独断専行の横柄で自分たち本位の体勢を改め、従来通りに申請を受け付けてから見積書を提出するといったやり方に戻すことを確認しました。
私たちは行政の「下請け」や支援ではなく、行政が仕事をやり易くするために活動しているわけではありません。今後もこのような野宿する仲間や市民にとって不利益な行政がなされないよう、気をつけて監視、要求、抗議の声を挙げていきたいと思います。