交流集会では、まず釜ヶ崎医療連絡会議からのレクチャーがありました。毎月分の食費や日用品などの諸雑費を、生活保護費を活用してうまくまわしていく具体的なやり方や、ケースワーカーによる執拗な就労指導攻撃や嫌がらせなどへの対処法などのアドバイスです。そして、実際に被害にあっている仲間からの報告を受け、さらに今後の交流集会の運営をめぐっての様々な討論になりました。
私たちは生保を万能であるとは考えておらず、野宿からの生保取得を全面的に肯定しているわけではありません。しかし、アルミ缶価格も大幅に下落したなかで、こうした選択を余儀なくされる仲間が存在することを忘れているわけではありません。
課題となるのは、いかなる生存形態においても「支え合える繋がり」であると思います。