2007/01/11

Kさんの弁明書

2007年1月10日
大阪市長 關淳一 殿

弁明書

儂はここ長居に暮らして10年になります。多くの役人と話をつけ、多くの揉め事もまとめてきました。今まではそれをしてきた、できてきた。それが、今度はできないというのはどういった道理でしょう。
過去に遡りオリンピック誘致、ワールドカップ前夜と、長居公園のホームレスが暮らすテントが撤去される段には、必ず説明会がなされてきました。その都度、話し合いでもって互いに譲歩し頼まれごとは引き受けてきたものです。なぜ今回は説明会すら開かず、力ずくの強制撤去を選ぶのか。それも、「できたら穏便に自主撤去して欲しい」と、言った舌の根も乾かないうちに。

あなたがた役人に認知されかつ多くの局面で協力してきたホームレスを放り出すのであれば、どういう理由で出て行ってほしいのかということをきちんと立証して戴きたい。あなたがたの「説明」した気になっている理由の根拠である住民の苦情とは、漠然と語られるのみで、どういう苦情が過去どうあがっているのか統計や推移など、データとして持ってきたことはない。ましてや工事、工事というが、どこをどう着工するか図面を見せて具体的に示したことは一度としてないではありませんか。これをホームレスへの愚弄と言わずになんと言いましょう。また、あなたがたは、我々のテントについて都市公園法を持ち出して不法占拠と言いたがるが、それを持ち出すのであれば我が国の批准するところの国際人権規約の居住権についてももっと学んでほしい。あなたがたが認めたがらなくとも、儂には居住権ゆうもんが存在するのです。無理やり強制撤去するのであれば、針の穴ぐらいの小さな穴でもあけておくのが筋というものです。自立支援センターやシェルター、生活保護だけが、ホームレスの逃げ道になると、今でもお思いか。
「市のホームレス担当者で、Kの名前を知らない者はいない」。これは、役人自身が言っていたことです。役人は、わしがここでしか生きられん、ということを知っている。それを知っておりながら、個人的に心配していますと言いこそすれ納得のいく説明をする者は誰もおらず現南部公園事務所副所長も逃げておるのが現状です。

 
 行政代執行の段取りも整い、今さら遠慮はいらぬという腹づもりなのでしょうか。

まだ令書は出ておらぬのだから、今なら話し合いの余地はあるというものです。
力で潰しにくるのなら、儂なりの力で対抗すると致します。

以上
posted by kamapat at 13:11 | 長居公園代執行
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