2007/05/24

【呼びかけ】住民票取り上げに抗議する集会

 5月26日(土)、釜ヶ崎労働者・野宿労働者の住民票取り上げに抗議する集
会を持ちます。みなさまのご参加を呼びかけます。
 また、集会への賛同・裁判支援カンパもよろしくお願いします。

 私たちは、日雇い・野宿労働者からの住民票取り上げは、貧困者から市民権・
参政権を剥奪することであると受け止め、社会的排除を受けた者のからさらに生
存のための条件を奪っていく、日本社会の「戦争状況」を加速させるものだと考
えています。
 国民投票法案が参院を通過・成立し、9条改憲への足取りがいっそう加速する
なかで、寄せ場・野宿の現場から私たちにできることは何か。いっしょに考えて
行ける集会にしたいと思っています。

 このかんの闘いを映した映画『俺たちの選挙権を返せ!釜ヶ崎での選挙復活キ
ャンペーン』(監督:佐藤レオ・金稔万)は必見です。

(以下)
『釜ヶ崎をなめるな!釜ヶ崎大量住民票削除につながるもの〜憲法改悪の先取り
に抗する集会』

 2088名もの釜ヶ崎労働者・野宿者の住民票が奪われ、同時に選挙権が奪われた

 削除期限日の設定を考えると、どちらも先の統一地方選・次の参院選がらみで
あることは間違いない。また、大阪市は西成区以外の23区で住民基本台帳法の
名のもとに住民票の適正化を始めている。こうなってくると若い労働者たちも危
ない!    
 これは安倍政権の最重要課題である憲法改正のための国民投票法にも大きく影
響する問題である。
 なぜなら、『憲法』15条や93条で保障された20歳以上の人々の参政権を
奪うものだからだ。そして、住民票なきために当たり前に生きる権利さえ奪われ
る人々が増え続けていく。
 なし崩し的に国民投票法が作られ、『改憲』が推し進められていくことに対し
、今、私たちに出来る事は何か?
 共に考えていけるような集会にしたいと思っています。

日時:5月26日(土曜日)午後6時15分  
場所:エル大阪 7階 709号室(地下鉄谷町線・京阪電鉄「天満橋」西へ3
00m)

【プログラム】
1.釜ヶ崎住民票削除問題の経過と選挙復活キャンペーンについての報告
2.わたしは投票できなかった!!
  住民登録削除差し止め訴訟を勝ち取った方からの報告
  市民権を守るために闘った労働者からの報告
3.映画「俺たちの選挙権を返せ!釜ヶ崎での選挙復活キャンペーン」上映 
  (監督:佐藤レオ・金稔万)
4.講演:『今回の住民票削除問題と憲法、国民投票に繋がるもの』
  講師:熊野勝之弁護士
5.住民登録問題に反対してきた団体のアピール

【参加費】:前売り1000円/当日1300円

【賛助費】:個人1口2000円、団体1口3000円 
 *集会に賛同していただける個人・団体を募っています。
 *賛助して頂いた個人・団体には、賛助費に合わせてチケットを御渡しします

 *参加費・賛助費等の集会の収益の全額は、プログラム2で報告する住民登録
削除と闘う労働者の訴訟費用のカンパとします。

【主催】:集会実行委員会(呼びかけ:ふるさとの家、日本人民委員会、直接行
動隊、長居公園元気ネット、釜ヶ崎パトロールの会)

【問い合わせ先・賛同申し込み】:日本人民委員会 TEL・FAX 06−6653
−8283(問い合わせ時間:15時〜21時まで)
posted by kamapat at 10:13 | 住民票・中之島野営闘争