西梅田コース23
JRコース19
地下コース12
計90名
天王寺のほうの野宿者ネットワークの夜回りコースでも減少しているそうです。この時期は飯場の仕事が増える時期。季節的な要因による変動でしょう。飯場と野宿を往還する層が一定数いる証拠でもあります。
今日も初めてのひとと出会いました。地下コースの、何故か初めてのひととよく会うスポット。
野宿になったばかりで、釜パトの存在はもちろん、扇町公園の場所も知らない。「生活保護ってどうやったら受けられるんかねえ」50代後半の男性。月曜日にいっしょに福祉事務所に行く話になりました。
国や大阪市がいくら「野宿者は減ってる」って言ったって、次々生み出す構造は変わらないんだからラチもない。
別のコースでは他都市から流れてきた仲間と会いました。半就労半福祉で、ビッグイシューを販売していた仲間なんですが、アパートの水洗トイレがぶっ壊れて水がじゃじゃ漏れになって、届いた請求書が13万円。不動産屋に行ったが大家に会わせてもくれないし、ケースワーカーに相談しても一向にアパートに来てもくれなくて、「払えない」ってんでアキラメてアパートを飛び出しちゃったとのこと。
不動産屋は大家との関係を重視して店子を無視したんだろうが、ケースワーカーも忙しいのは理解できるが、なんともはや。いくらでも対処のしようがあったろうに。責任を感じてほしい、と思うのは無茶な話なんでしょうか。
彼は「アルミ缶で炊き出しに並ばなくてすむくらいは稼いでる」って言っている。